Introduction
一緒に走る
“MINIはまるで生き物のようだ”とは、よく言われるところです。
確かに、ステアリングをちょっと切れば、ゴーカートのようにキビキビ曲がり、
微妙なアクセルワークにも敏感に応える。
ハイテクに頼らずともドライバーの意思に忠実なところが、
そんなふうに感じさせるのでしょうか。
事実MINIに乗っていると、人とクルマの鼓動が重なり合い、
ちょうど馬に乗っている時のような、
文字通り人馬一体となって自分がクルマを操っている歓びを実感できます。
クルマに人が操られるのではなく、人がクルマを操る。
ハイテクが奪った、この「クルマを操る愉しみ」こそMINIの魅力と言えるのです。
MINIが生き物のように形容されるのも、MINIが単なる移動手段の領域を超えて、
ハイテクだけでは得られない何か、
人の能力が介在できる部分を大切に守り続けているかななのです。